UniMagic歴史編纂(未来編)
この記事はUniMagic アドベントカレンダーの最終日の記事です。
今回はアドベントカレンダー開催記念、もしくはUniMagicの最初の情報公開から2周年となったことを記念して、UniMagicの歴史を複数回に分けて紹介しようと思います。
第四回は未来編ということで、UniMagicのこれからやっていくこと、やっていきたいことを書き連ねていきます。願わくば、ここに書いたことが"歴史"になりますように。
5期→6期に向けて
5期と6期の間に、UniMagicでは時間を取って様々な部分で見直しを行いま す。
わちゃわちゃ!ゆにまじワールドじゃむ!
UniMagic Direct #5でも紹介しましたが、改めてこちらでも。イベントアナウンスはこちらから確認いただけます。
OBが主導となって行われる大規模イベントとしてはUniMagic初の試みです。私(というか、UniMagic運営中枢)が主体となって動くわけではありませんが、Sateliteサーバーのチャンネル整備等で協力させていただいております。
12/28と年明け後の1/12に、このイベントのお試しイベントで制作されたワールド巡りが、1/12には「はじめる会」も予定されています。「はじめる会」は1/12ですが、製作開始は1/1となっています。スタートダッシュのプロになろう。
運営中枢は関係ないですが、なんか突然私が趣味でSatelite授業を生やすかもしれません。趣味で。私自身がわちゃジャムに参加するかは分かりませんが、一旦床を作ろうと思います。床があればワールドは成立しますからね!
ここだけの話、このイベントへの参加率とかは、かなり重要なデータになると思っています。「6期、何やる?」にも、「Satelite、どう運用する?」にも繋がるものになるでしょう。
とはいえ、まずは参加者数が多ければ多いほど嬉しい結論が導けるでしょうから、この記事を読むくらいUniMagicにどっぷりな各位はわちゃジャムにぜひご参加ください!
校舎建設計画
開校期間が挟まると私も運営中枢も忙しすぎて手を付けられない校舎建設計画、このタイミングでそろそろ決着をつけましょう。(お待たせしました……!お待たせしすぎてごめんなさい……!!)
UniMagic Satelite参加者はUniMagic Direct #4の4:53くらいをご覧ください。(まだUniMagicの外に出ていないので、ちょっと回りくどい方法じゃないと出せないため画像が貼れない)
これは、新校舎のデザイン画です。すごいよ!
一旦、デザインを見てやんややんや言う会をやりたくて、その会を経てデザインの調整とモデリング班の出動が始まるのかなと思います。今のところ上記のわちゃジャムと並行になりそうなので、スケジュールはこれから調整とします。
これが成功するとUniMagic的にも非常に嬉しいことが発生します。校舎データが共有された状態になるため、ワールドアップデート/調整におけるアップロードの属人化を薄めることができます。なにより、UniMagicにおける共同制作の試みの中でも最大級のものになるでしょう。それ自体がマイルストーンです。
UniMagic information Hub
一部は既に形になっているやつです。
UniMagicをやっていて思うことが、「情報は集積されていてほしい」です。Discordは情報が散在しがちで、まとめることに向いていない気がします。実際、「これどこに書いてあるの?」が多く発生しています。
加えて、導線設計の問題があります。UniMagicには質問掲示板やサポートセンター、5期からは保健室などがありますが、これらにどのように気づいてどのようにアクセスするのか、という部分が現状おろそかになっていることは否めません。
情報集積と導線設計の問題を一挙に解決する方策がInformation Hubです。実は内部的には既に動いていて、運営中枢向け(通称:Central)と運営外郭向け(通称:Outer)が動いています。
これを拡大、注力するのが目標です。最終目標としては、以下のような5段組みを作りたいとすら思っています。
- 外部公開向けに、UniMagicの紹介や募集要項の集まるページ (仮称:Open)
- 生徒公開向けに、授業スライド等の配布物や困った時の相談先が載っているページ (仮称:Student)
- 衛星公開向けに、Satelite内イベントや職員応募等への導線を布いたページ (仮称:Stella)
- 外郭公開向けに、教職員の確認したい情報が纏まっているページ (通称:Outer)
- 中枢内部向けに、UniMagicの全てを書き遺し続けるページ (通称:Central)
ちなみになんですが、Centralはちゃっかりログイン認証があったりオフライン検索機能が実装されてたりして割と凝っています。
将来的には、雑多な書き残し以外はInfoHub側に全部簡単に載せられる方法を模索していきたいと思っています。思うだけなら自由。
6期以降 開校科
現状、6期の開校時期も内容も未定です。しかし、いくつかの構想は存在します。構想は存在しますが、どれにしても「本科とは、専攻科とは」という部分を改めて定式化/言語化するのが先です。なのでここからの内容は特に変更される可能性が高いです。
ワールド3科
ワールド3科とは、「ワールド本科/ワールドギミック専攻科/ワールドライティング専攻科」を総称したものです。5期における3科同時開催は、実はワールド3科の開催に向けた布石になっていました。ワールド3科構想時点では、まだ5期と6期の間のおやすみ期間は予定されていなかったからです。
UniMagicの2期では「ワールド専攻科」が行われました。これは見切り発車を含んだ半分オープンβ的な試みでしたが、大成功とまでは行かなくとも失敗ではありませんでした。
ここで出た最大の反省は「ワールド本科って必要だよね」です。過去編2で書いたように様々な意図のもとワールド専攻科は行われましたが、ある種最大の収穫はこれかもしれません。(そしてこの収穫とこ こからの構想のために、"ワールド専攻科"が再度行われることはないでしょう。)
ワールド3科は、それぞれが立場を持っていて、ある程度相互に補完する関係となっています。以下はまだ妄想の範疇を超えません。
- ワールド本科は、ワールドをアップロードしたことがない人向けである。はじめてのワールドアップロードから始まり、アバター改変ならぬ"ワールド改変"を通して、ワールド特有の様々な要素に触れるきっかけとする。
- ワールドギミック専攻科は、ワールド本科修了程度の人向けである。様々な種類のギミックを体験することから始まり、実際のギミック制作過程を通して、ギミックの作り方と考え方を学ぶきっかけとする。
- ワールドライティング専攻科は、ワールド本科修了程度の人向けである。"完全に真っ暗なワールド"から始まり、ワールドの見た目を作ることを通して、ライティングの考え方と描画負荷に対する感覚を身につけるきっかけとする。
導線として、ワールド本科で「ワールドってこういうことができるんだね」に触れて、各専攻科では特にギミックとライティングについて深掘りする、というイメージです。当然ですが、時間を空けて両専攻科に参加する人が出てくることは想定されています。
あと、3科同時開催とすることで、ワールド本科にスキルの高い人が来ることを避ける意図があります。これは3,5期におけるUnity本科とアバターギミック本科の同時開催と同様です。
あと、2期生向けに提示しておくと、"ワールド専攻科"は"ワールドギミック専攻科"でも"ワールドライテ ィング専攻科"でもないので、もちろん参加可能です。同名でない科は参加可能定期。
パーティクルライブ科
生徒側からめちゃくちゃ要請されている気がします。パーティクルライブの科を作れって。
科を作るだけなら簡単です。私の手元には既に「パーティクルライブを始めるための授業テンプレート」が存在します。しかしそれをUniMagicnizedするのが難しく、難航しています。("UniMagicnized"は、「UniMagicらしく再構築する、UniMagic的なアプローチをする」ことを指す語です。)
あとこれを本科とするのか専攻科とするのかも問題です。というか、裏では「実はアバターギミック本科は"専攻科相当"ではないのか」という意見も出ていて、さぁ大変。
何が大変かというと、多分パーティクルライブ科は本科専攻科の2段組みできます。が、これの本科にあたる部分が"専攻科相当"ではないのか問題があります。なんか、専攻科が2段になるという話がある???
結局、「本科とは、専攻科とは」という部分を解決してからでないと、本格的に構想するのは難しそうです。そこは結局5期と6期の間でなんとかするのですが、そこからスタートなので、期待している皆さんはもうちょっと待ってね……という気持ちです。
Blender専攻科
現状既に、Blender本科にスキルの高い人が参加しすぎです。おい!お前ら!!!
Blender本科ではBlenderの基礎部分を学ぶことができる授業を組みました。その次のステップを設けることが構想されています。というか、(恐らく)それがないために1期や4期Unity本科のような参加者インフレが起きています。ヤバいわよ!
では、何を学ぶことにすればいいでしょうか?ここから先は全く決まっていません。マジで。以下は雑なアイデアでしかなく、全然噓になる可能性の方が高いです。
- モデリング/スキニング/テクスチャのそれぞれに焦点を当てて、個別に深掘りする
- Blenderを"Blenderとして"扱って、Unityとの連携を考えない状態で新しくできることを学ぶ
- 制作を円滑にするワークフローの確立を目指す
何をするにしても、たんたかさんがBlender本科を手放しで運用できるようになるのが先です。そして5期のタイミングで、実際にそのための動きは始まっていました。全ては布石なのです。
6期以降 開校以外
UniMagicはイベントの性質上、開校期間がもてはやされがちです。しかし、それ以外の部分にも力を入れていきたいという想いがあります。内部向けにもそうですが、UniMagicのコミュニティ部分を不要としている人向けにも、UniMagicの学びを"世に還元する"必要性を感じています。